2009年9月23日水曜日

Yesterday

 いつも俺はこの曲について「ビートルズで200番目くらいに好きだ」と言っている。順番からして多分Hold Me TightやP.S. I Love Youの上、Tell Me What You Seeの少し下くらいじゃないだろうか。よく言われる「213曲」がPepperやRevolutionの別ヴァージョンを含むかどうか、という記憶があやふやだし、順位は日替わりなので「211番目」と断言することは出来ない。

 これもいつも言っているが、強調しておきたいのは「200番目くらいに好き」だということだ。「10番目くらいに嫌い」では断じて無い。はっきり言おう。俺はYesterdayが好きだ。

 今回リマスターで、特にオリジナルステレオミックスを聴いていてしみじみ「良い曲だなぁ」と思った。やっぱりメロディとアレンジが完璧にハマっていて、こういうのが理屈と違うレベルでハマっちゃうときのポールは凄い。逆に考えちゃうと失笑方面へ行く(特にソロで多い)のだけど、この曲はハマっちゃった良い例。それこそHold Me TightやP.S. I Love Youではこうは行かない(特に考えてもいないだろうけど、ハマってもいない)。そういう意味で言えば勿論Tell Me What You SeeやAnother Girlなんかより遥かに上なんだけど、それはアートとしての話。俺の好みで言うとやっぱり、その辺のポジション。

 Yesterdayに限らずポールのバラードはカヴァーが非常に多いんだけど、誰がやっても「バラードである」という意識でやるから甘くなる。ところがポールは実は基本的には「バラード=ロック」という意識の人であり、しかも「基本的に人でなし」という人格の問題が重なって、バラードが絶対甘くならない。この曲にしても実にクールだ。テンポも実は速いし。どこか他人事っぽい情感なのだ(だからEleanor Rigbyみたいな物語歌がハマるのね)。
 実は同じ日に録音したI've Just Seen A Faceと結構近いんじゃないだろうか。速いテンポでアコギ弾きながら淡々と歌うって意味で。

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